読んだ本記録【2023年1月】
初投稿記事です、緊張。
既に半年近く前の記録になってしまっているのですが(執筆時6月)、 振り返りつつ、のんびりまとめていけたらと思います。
2023年1月に読んだ本
総数: 8冊
ラインナップは以下
* 神様の暇つぶし(千早茜) * カラスの親指(道尾秀介) * カエルの小指(道尾秀介) * 蒼穹の昴(4)(浅田次郎) * 世界が青くなったら(武田綾乃) * 緋色の囁き〈新装改訂版〉(綾辻行人) * 珍妃の井戸(浅田次郎) * すみれ荘ファミリア(凪良ゆう)
印象に残ったもの
昨年文庫版1巻から読み始めた蒼穹の昴シリーズの完結作。 このシリーズは読み応えがすごい。史実に則してはいるのでしょうが、登場人物たちそれぞれの心情や政治的決断を行うに至った過程と思いが詰め込まれています。
普段歴史小説(またはそれに近い類似作品)を読まない私ですが後続のシリーズものめり込んで読めているので、読み応えのある本を探している方に是非広く勧めたい作品です(勧められるまでもなく有名な作品だとは思うのですが)。
既読の方蒼穹の昴シリーズでは誰が好きですか?私は春児とミセス・チャンです。
次巻の「珍妃の井戸」も読みましたが…こちらは読んだ方の解釈によって受け取る印象も変わるのでは。 結局結末をどう判断して良いのか、真相はなんなのか、誰の目線から見た視点が正しいのか、既読の方それぞれの解釈が聞きたい
- すみれ荘ファミリア (凪良ゆう)
好み。凪良ゆうの作品は「流浪の月」以来でしたが、より身近な題材にスポットが当たっているものが多い。 ただ凪良ゆう作品は共感される意見が多いほど、日々の暮らしの中に潜む悪気のない発言や決めつけ、他者の目線や異なる価値観に息苦しさを感じている人がどれだけいるのかと苦々しいような気持ちにさせられます… あと日常に突如波風を立てる不穏な展開が好きです。
その他雑記
「カラスの親指」・「カエルの小指」の2作品は読んでみたかったシリーズなので読めて良かった、一気に読めて爽快でした。「緋色の囁き」様式美、という感じで世界観が良いですね…!山奥の女学院、厳しい校則と閉鎖空間、こんなのミステリー好きで嫌いな人いないでしょう(暴論)
初めてブログ記事を書いたのですが、自分の考え・感想を明確に言語化するのって難しいですね…忍耐強くない人間なのでブログ投稿が続けられることと、少しでも読みやすい文章が書けるよう慣れていけたらなあと思いますがんばるぞ〜
新たに学んだ言葉
- 蛇蝎(だかつ): へびとさそり。人が恐れ嫌うものの例えとして使われる、蛇蝎のごとく嫌われる。など